カルシウムへのこだわり

なぜ卵殻にこだわったのか?

卵殻にこだわった理由は、2つあります。1つ目は、ズバリ「吸収率の高さ」です。 ラットによる研究データなので、爬虫類に当てはまるかは 不明ですが、貝殻よりもはるかに高い骨密度回復効果が、10年以上前から認められています。 2つ目の理由は、ズバリ「嗜好性の高さ」です。貝殻カルシウムは独特のにおいを発するケースが 多数報告されており、また「あまり食べない」「エサ食いが落ちる」確率が高いことがわかったからです。 いくら高品質でも、ペットが食べてくれなければ意味がありませんから。

なぜサンゴにこだわったのか?

リクガメなどの爬虫類や両生類に、どこまで効果があるのか、まだ正確にはわかりませんが、 貝殻には(とりわけサンゴには)マグネシウムをはじめとするいくつかの栄養素が、 卵殻よりも豊富に含まれていることがわかっています。給餌と同じく何事もバランスよくが大切で、 複数のものを組合す方がより高い効果を期待できると考えたからです。

なぜL型発酵乳酸カルシウムを加えないのか?

L型発酵乳酸カルシウムは非常に優れたカルシウムだと認識しており、 否定的に不採用にしたものではありません。ただし、リクガメを用いた 研究論文では、リンとの比率が大切で、卵殻などの炭酸カルシウムであっても その有意性は認められた、というものがありました。 さらに、桑の木本舗には、「なるべく自然のものを、自然なカタチで与えたい」という思いが 強くあり、今回は採用を見送りました。